不動産投資って、難しいですか?
原資が大きいので、始めるなら不動産のクラウドファンディング投資の方が低リスクです!
クラウドファンディング投資「OwnersBook(オーナーズブック)」は、国内初の不動産特化型のクラウドファンディングです。
「OwnersBook(オーナーズブック)」は、以下のような特徴があります。
「OwnersBook(オーナーズブック)」は、急に使う予定のない少額の資産を有効活用できる不動産投資のサービスとして注目されています。
「不動産投資に興味はあるけど、数千万の物件を買うのはリスクが大きすぎる...」と考えている方もいるはずです。
OwnersBook(オーナーズブック)は、複数で少額を出資して、プロジェクトが成立すれば運用が始まるクラウドファンディング投資なので、複数のプロジェクトに少額投資すれば、リスクを分散させることができます。
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今回は、融資型のクラウドファンディング投資である「OwnersBook(オーナーズブック)」について解説します。
この記事でわかること
▶OwnersBook(オーナーズブック)ってどんなサービス?
▶OwnersBook(オーナーズブック)の始め方
クラウドファンディング投資でお金を増やそうと考えている方は、参考にしてみてください!
本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します
rio
1990年、京都出身。 2017年までパリ在住。
2017年に仮想通貨投資で大赤字!
NFTコレクション『Mooon』の開発 / イーサリアム(ethereum.org)公式翻訳者 / MZDAO初期メンバー
OwnersBook(オーナーズブック)ってどんなサービス?
「OwnersBook(オーナーズブック)」は、不動産投資を行うための資金調達が募集される「不動産投資型のクラウドファンディング」です。
「不動産投資型クラウドファンディング」は、企業への融資を行うためのプロジェクトが募集される融資型クラウドファンディング投資の一種であると考えられます。
会社名 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
サービス開始 | 2014年9月 |
投資最低金額 | 1万円 |
参考利回り | 3~5% |
運用期間 | 3~40ヶ月 |
お金を借りたい側とお金を貸したい側のマッチングですね!
その通りです!
まずは、「OwnersBook(オーナーズブック)」の特徴を5つご紹介します。
OwnersBook(オーナーズブック)の特徴
- 1万円からの少額投資が可能
- 予定利回りは4%前後が期待できる
- 「貸付型」と「エクイティ型」の2タイプ
- 不動産オーナーや債権者としての権利が得られる
- 運営が上場企業100%子会社なので安心できる
特徴①:1万円からの少額投資が可能
不動産は数千万円もの原資が必要だったり、投資へのハードルが高くて若い人や投資初心者は参入しづらいです。
OwnersBook(オーナーズブック)では1万円から出資ができるので、手軽に始めることができます。
特徴②:予定利回りは4%前後が期待できる
OwnersBook(オーナーズブック)は、融資先のプロジェクトから完済されれば、約3~5%の利回りが期待できます。
預貯金の利回りは、約0.002%ほどなので1500倍以上稼げることになります。
2022年度の平均の消費者物価指数は約3%だといわれています。
出資するプロジェクトもそのあたりを目指せば、物価上昇にも対応できることになりますよ!
不動産投資とはいえ、融資に対する利息や元本をOwnerBookから利益配当及び出資金返還として受け取るという仕組みです。
特徴③:「貸付型」と「エクイティ型」の2タイプ
OwnersBook(オーナーズブック)のプロジェクトは、「貸付型」と「エクイティ型」の2タイプあるのが特徴です。
「貸付型」
「貸付型」は下図のように、クラウドファンディングで集めた資金を使って、お金を借りたい企業に対して不動産を担保として融資をします。
出資者は融資に対する利息や元本をOwnersBook(オーナーズブック)から利益配当及び出資金返還として受け取るという仕組みです。
「貸付型」案件は、最低投資額は1万円から可能です。
メザニンローンとは、不動産融資(ローン)の形態の1つです。
たとえば、2億円しか持っていない人が、10億円のオフィスビルの購入を検討していたとします。
通常の銀行融資(シニアローン)を依頼したところ、6億円を調達できることが分かりました。
しかし、自己資金(エクイティ)とシニアローンだけですと、不動産の購入を諦める必要があります。
このような不動産購入希望者のために、自己資金(エクイティ)とシニアローンで足りない部分(今回の例でいいますと2億円)を対象とする融資を手がけるお金の貸し手がいます。
その際の融資のことを、一般的に「メザニンローン」と言います。
「エクイティ型」
一方で、「エクイティ型」はクラウドファンディングで集めた資金を使って、不動産信託受益権を購入します。
出資者は物件の運用中の賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益をOwnersBook(オーナーズブック)から配当として受け取るという仕組みです。
不動産信託受益権とは、不動産を賃貸したり、売却したりして収益を上げ、その収益を取得出来る権利のこと。
「エクイティ型」案件は不動産の賃料収入や売却益が配当原資になるため、購入時よりも高い金額で売却するとその分配当が増える半面、購入時よりも安い金額で売却すると元本が一部若しくは全額毀損する可能性があります。
「エクイティ型」案件は、最低投資額は案件個別に設定されていて、第一号案件は50万円から出資ができました。
初心者は、「貸付型」案件から探した方が良いですね
その方がリスクは少ないと思います!
特徴④:不動産オーナーや債権者としての権利が得られる
OwnersBook(オーナーズブック)の「エクイティ型」案件は、不動産信託受益権を購入します。
最低出資額は「貸付型」案件と比べて高額ですが、不動産オーナーとして賃料収入や不動産の売却益が期待できるというのは大きな特徴の一つです。
確かに50万円でオーナーになれるなら少額かも...
そうですね!ただし、売却した時に高値で売れるか確証できないことに注意が必要です!
特徴⑤:運営が上場企業100%子会社なので安心できる
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社である、ロードスターインベストメンツ株式会社は、ロードスターキャピタル株式会社の100%子会社です。
ロードスターキャピタル株式会社は、日本の不動産投資を変革することをビジョンに掲げた、「不動産テック」企業です。
凄い!ヒーローみたいです!
また東京証券取引所グロース市場に上場していて、業績も創業以来の黒字を継続しています。2022年度の売上高は約236億円です。
OwnersBook(オーナーズブック)で気を付けたいポイント
「OwnersBook(オーナーズブック)」を始めようと思うのですが、注意するポイントはありますか?
始める前に気を付けたいポイントをお伝えします!
OwnersBook(オーナーズブック)で気を付けたいポイント
- 元本保証はない
- 途中解約やキャンセルができない
- 入金手数料が投資家負担
- 運用期間が長い
- 人気案件は応募が殺到する
注意点①:元本保証はない
他のクラウドファンディング投資と同様に、「OwnersBook(オーナーズブック)」は元本が保証されていません。
貸付先が倒産したり返済されないことがあれば、出資した元本でさえも返還されない可能性があります。
運営会社では、そのようなトラブルが発生しないように厳しく選定していますが、それでも元本の保証がないことは十分に注意が必要です。
また貸し倒れではありませんが、貸付先で返済遅延が起きた事例や貸付先が倒産するといった事例が過去に確認されています。
実際に投資家への分配に遅れが生じています。([重要]大阪市中央区ホテル素地第1号第1回 案件に関する状況報告(第10報))
このような返済遅延のケースでも、ただちに元本を回収することができません。
このようなリスクを十分に想定して、複数の案件やクラウドファンディングサービスに出資を分散させることが大切です。
そっかぁ!興味ありありでも、まずは少額で始めるべきですね!
そうですね!「リスク分散」が大切です!
注意点②:途中解約やキャンセルができない
他のクラウドファンディング投資と同様に、「OwnersBook(オーナーズブック)」は、出資したプロジェクトへの解約やキャンセルができません。
プロジェクトが成立する前でも同様なので注意が必要です。
注意点③:入金手数料が投資家負担
「OwnersBook(オーナーズブック)」では、ファンドへ入金する際の振込手数料は出資者の負担となります。
また分配金や償還された元本を出金する際の振込手数料も出資者の負担で、一律330円が発生します。
ちなみに、OwnersBook(オーナーズブック)の入金先口座は三菱UFJ銀行です。
GMOあおぞらネット銀行の口座を開設しておけば、他行宛ての振込でも最大月20回まで手数料無料です!
注意点④:運用期間が長い
OwnersBook(オーナーズブック)は、運用期間が他のクラウドファンディング投資と比べて長期です。
もちろん「投資」としては、短期ではあります...
2~3年ほどの運用期間が設定されているプロジェクトも多いですが、初心者の方はできるだけ短期間、できれば1年未満のプロジェクトに出資して資産を回収しておくことでリスクを軽減させることができると考えられます。
注意点⑤:人気案件は応募が殺到する
OwnersBook(オーナーズブック)のプロジェクトは、応募開始直後に出資金が集まってしまうような人気の案件が多いです。
「え~、気になってて様子をみよう思っていたら一瞬で成立してしまってた...」のようなケースに遭遇してしまいます。
プロジェクトは基本的には、「先着方式」ですが、2019年より「抽選方式」の仕組みも導入されました。
気になるプロジェクトは、出資方式もチェックしておきましょう。
また、2023年より「はじめて枠」の仕組みも導入されました。
「はじめて枠」は、プロジェクトの出資枠の一部を初めて投資する人に提供される仕組みです。
一般的に募集される開始時刻と分散されるため、初めて投資する人もゆとりをもって応募することができます。
初めての出資は、「はじめて枠」を使うべきですね!
OwnersBook(オーナーズブック)の始め方
STEP1:会員仮登録
公式サイトにアクセスして、「会員登録」をタップします。
メールアドレスを入力して、仮登録の完了をします。
STEP2:会員本登録
「【OwnersBook】【重要】会員メールアドレス確認専用URLのお知らせ」というメールが送信されます。
メール内のリンクから本登録を行います。
「【OwnersBook】会員登録完了のお知らせ」というメールが受信できれば完了です!
STEP3:本人確認
本登録の終了後、本人確認が始まります。
「【OwnersBook】「スマホでクイック本人確認」を開始してください」というメールが送信されます。
メールに記載されている「「スマホでクイック本人確認」を開始する」のリンクから、本人確認を行います。
本人確認は、スマホでカメラを使うと簡単にできます
運転免許証やマイナンバーカードを用意して、画面に従って撮影していく流れです。
STEP4:登録完了
本人確認が終了すると、「【OwnersBook】投資家申請 受付完了のお知らせ」というメールが受信されます。
このメールの後、2~3営業日後に、「【OwnersBook】投資家登録完了のお知らせ」というメールが確認できれば、完了です。
ちなみに私は「マイナンバーカード」で申請しましたが、裏面の手書き印鑑が認証されないため、「運転免許証」で再度申請を求められました。
役所あるあるの手書き修正などが見られる場合は、手書きのない証明書や郵送での本人確認を選択してみてください。
OwnersBook(オーナーズブック)の退会方法
OwnersBook(オーナーズブック)を退会する方法は以下の通りです。
こちらから退会手続きできます。
全ての投資案件の償還が完了した後、翌年の3月末日を経過するまでは退会できませんので、注意してください。
退会後は、年間取引残高報告書を含む、各種書類の閲覧、ダウンロードも行えなくなります。
確定申告を予定されている方は、年間取引残高報告書のダウンロード後の退会申請してください。
まとめ
今回は以下について解説しました。
この記事で解説したこと
▶ OwnersBook(オーナーズブック)ってどんなサービス?
▶OwnersBook(オーナーズブック)の始め方
「OwnersBook(オーナーズブック)」は、不動産プロジェクトへの融資を行うためのプロジェクトが募集される「不動産投資(融資)型のクラウドファンディング」です。
「OwnersBook(オーナーズブック)」の特徴は以下の通りです。
OwnersBook(オーナーズブック)の個人的な評価(おすすめ度:☆)
OwnersBook(オーナーズブック)は、不動産投資に特化したクラウドファンディングとして、これまで不動産投資を始めたくても手を出せなかった方には魅力的です。
しかし貸し倒れのリスクもあり、出資者は泣き寝入りをするしかなくなることも想定されます。
それに対する利回りが5%というのは、個人的には低い印象をもっています。
また1万円を5%の利回りで出資した場合、手数料を差し引くと利益はわずか170円です。
お世辞にも「多い」とはいえませんよね...
お金を増やす手段として、投資は必ず必要な時代です。
小さな成功を積み重ねながら知識を増やして、効率よくお金を増やしていけばOKです。
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