今回は、ビットコインを購入するタイミングについて解説します。
仮想通貨を保有して6年目ですが、そう簡単に実績をだせる領域ではありません。しかし過去の定量的なデータから考えると、今年2023年は大きなポイントになると私は考えています。
なるほど~
この記事を読んでほしい方
・仮想通貨ブログは「仮想通貨で実績をつくって公開しろ」っていうけど、どうやって作るねん!って方
・ビットコインが高騰してるから、この際に仮想通貨を始めて物価高に備えようか悩んでいる方
仮想通貨の将来は正確に予測できません。この記事は投資を勧めるわけでも煽るわけでもございませんので、あくまでも私の私見としてご理解いただけますと幸いです。
ビットコインは2023年の秋以降に買え!
結論としてはこんな感じです。
ビットコインは高騰しているので大きく買いたくなる気持ちはあります。しかし今は時期早々です。
以下は私の予測するビットコインの推移です。
ビットコインの購入には専用の取引所の開設が必要です。
ビットコインが価格変動する理由:2023年の現状
①ビットコインの半減期
ビットコインをマイニング(採掘)できる量は4年に1度、半分に減ります。これを半減期といいます。半減期は以下のように起こっています(CryptoAnswersより)。
この半減期を起点に大きな価格変動が起こってきました。過去の推移から以下のような大きな変動が起こっていることがわかります。
2016年の半減期で起こったことをざっくりみてみます。
この半減期の翌年、2017年は価格が最高値を更新しました。私はこの時に慌てて購入して大失敗してます...
半減期の2年後、2018年は見事に暴落しています。3年後の2019年は、少しずつ上昇しています。
そして直近の半減期は2020年です。
その翌年の2021年がピークで最高値を更新しました。
そして半減期の2年後、2022年は大暴落して世間を賑わせました。半減期の3年後、2023年は上昇している状況です。
このように半減期を基準にすると、大きな流れに規則性を見出すことができます。
オリンピックみたいですね。
②アメリカの利上げ
ビットコインの価格は、アメリカ株と連動しています。そしてアメリカ株は2023年現在下落していますがその大きな要因は利上げです。つまりビットコインの価格は、この利上げが影響していると考えることができます。
アメリカの政策金利
アメリカは現在インフレで困っています。それを打開するために、政府は政策金利を利上げしています。
政策金利とは、各国の中央銀行が金融政策において使用する短期金利のことで、金融機関の預金金利や貸出金利などに影響を及ぼします。
上図のように日本だと2023年現在で-0.1%が上限でめっちゃ安いです。日本郵政の定期預金の金利も0.002%と極めて低いです。
一方でアメリカは政策金利をこの数年上げ続けています。アメリカで定期預金として預けると4%くらいの金利が付きます。羨ましいですよね...
しかし見方を変えると、利上げはアメリカ経済の成長を妨げる大きな要因になってしまいます。
例えば、会社を経営するために銀行から融資を受けるとします。政策金利が高いと、返済額が増えます。企業は高い金利を払わないとお金を借りることができないので、経済が鈍化してしまいます。利上げが続くと経済が後退するとまで言われています。
実際にアメリカ株の推移をみると、以下のように2021年をピークに2022年は株価が下がっています。
ビットコインとの相関性
以下のようにビットコインとアメリカ株は相関関係にあります。アメリカ株が上がれば、ビットコインも上がります。その逆も然りです。
前述の政策金利の状況を加味すると、2023年以降にアメリカ株が上がる転機は利上げが止まるタイミングではないかと予測できます。例えば、2023年5月に利上げが止まると、アメリカ株価も上がり、ビットコインもさらに上がる。そんな可能性も考えられます。
ビットコインを購入するタイミング:私見
ビットコインは2024年2月~5月の間に半減期を迎えると予測されています。大きな価格変動としては2025年に価格はピーク(最高値)を更新するだろうと私は予測しています。
半減期の3年後は上昇する過去のデータから考えると、2023年前半はアメリカ経済の利上げに関する起点(利下げに転じると予想)も相関してさらに上昇すると思っています。
しかし過去のデータをみると、以下のようにその後下落に転じています。
上図のように、前回は2019年7月頃~翌5月の半減期までゆるく下落しています。
このことから今回も2023年夏ごろから来年2024年4月頃までは、ゆるく下落するのではないかと考えています。そしてこの下落の後は2025年にかけて最高値を更新していくと私は予測しています。
なので2023年にビットコインを購入するのは、上半期の上昇期が落ち着く秋以降だと考えています。
【初心者向け】ビットコインの始め方と買い方
ビットコインの購入には、以下のような専用の取引所の開設が必要です。
①仮想通貨取引所を選ぶ
取引する仮想通貨の取引所を選びます。
②仮想通貨取引所で口座を開設する
取引所の口座を開設します。bitFlyerの開設方法については口座開設方法の通りにすすめてください。
③開設した口座に日本円を入金する
ビットコインを購入するために、日本円を入金しましょう。
④ビットコインを購入する
ビットコインを購入しましょう。
ビットコインの購入方法はビットコインの購入方法を参考にしてください。
よくある質問
ビットコインは現在何円ですか?
2023年4月14日現在、4,028,341円です。
半減期とは何ですか?
ビットコインをマイニングできる量が4年に1度、半分に減る周期のことです。
ビットコインのブロックチェーンに新しいトランザクション(取引)を追加し、その承認を行うことでビットコインをその報酬として獲得することができます。これをマイニングといいます。
マイニング(採掘)できるビットコインの量が4年に1度の周期で半分に減る仕組みを導入することでビットコインの価値を向上させています。
ビットコインはどこまで上がりますか?
将来の価格を正確に予測することはできません。
少なくとも私個人としては、前述のように過去のデータから大きな流れをみてそれに従って変動すると予測しています。
ビットコインとアメリカ株、どちらがおすすめですか。
私個人の意見としては、どちらも資産運用の対象としてはおすすめです。
両方にメリットとデメリットがあるので、リスク分散を意識して資産として運用しておくことが重要だと理解しています。
まとめ:今買うな!でも始めよう。
去年はビットコインは終わりを迎えるとかオワコンとか色々ささやかれていましたが、そのようなささやきは一旦聞こえなくなりました。
上昇していて「今すぐ買え!」みたいな煽りもありますが、そんなに甘いものではありませんから決して惑わされないように注意してください。
ビットコインの発行上限数は2100万枚と決まっていて残りの発行数は少ないと予想されています。そのため、今後のインフレ率は過去より低くなっていくのではないかと私は予想しています。
インフレ率が低くなると価格の上昇率も低くなります。前回や前々回の最高値は「とんでもない!」状況でしたが、いつまでもそんな状況になるとは限らないとも思います。
このことから2023年は、ビットコインを始める最後のチャンスといっても過言ではありません。
これからビットコインを始める方は、仮想通貨の取引に必要な口座を開設しておいてください。いつでも取引できるように準備をしておいて、市場の様子をみながら1円からでも購入して練習してみてください。
ビットコインの購入には専用の取引所の開設が必要です。
何度も申し上げますが、資産運用に「絶対」はありません。この記事は過去のデータと私が仮想通貨を保有して6年で実感した経験談を基にしています。特に将来予想に関する定量的なエビデンスがないことをご了承ください。取引の意思決定はご自身の責任の基で行ってくださいますようお願い申し上げます。