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bitFlyerで登録メールアドレスを変更した方法とその問題【実体験】

bitFlyerでメールアドレスを変更した方法とその問題についてお伝えします。

私は2023年10月に変更した際、セキュリティ対策として問題と感じたため、本件は金融庁へ報告と調査依頼しております。

調査依頼内容:暗号資産取引所が利用者に対しメールで個人情報を送付させる行為が金融庁のガイドラインに違反していないのか

だんな(筆者)

私は個人情報漏洩リスクと変更できないリスクを比較して、bitFlyer側の提案手段を採用し変更が完了しています。

この記事でお伝えすること

・bitFlyerでメールアドレスを変更した方法【実体験】

・bitFlyerのメールアドレス変更オペレーションの問題点

・怪しい?と思ったら相談するべき無料の窓口

bitFlyerはもちろん、暗号資産など金融資産の取引所との個人情報のやり取りで不安に感じている方は、相談窓口をご活用ください。

bitFlyerでメールアドレスを変更した方法【実体験】

bitFlyerでメールアドレスを変更した方法

①問合せフォームで依頼

②メールが届く

③メールに本人確認データ(個人情報)を添付して返信する

④変更完了メールが届くのを待つ

①問合せフォームで依頼

bitFlyerの公式サイトや以下の問合せフォームから依頼をする

bitFlyerの問合せ:https://bitflyer.com/ja-jp/contactpage?id=1&mode=profile_update

②メールが届く

必ず株式会社bitFlyerからのメールかどうかを確認しましょう。

私は<info@bitflyer.com>から届きました。

③メールに本人確認データ(個人情報)を添付して返信

添付や記載が必要な内容

・名前・住所・電話番号・変更前と変更後のメールアドレス

・身分証明書のデータ(マイナンバーカードor運転免許証)

・身分証明書とメールに記載されたワードを紙に書いて手で持って撮影した写真

かなりの個人情報をメールで送れ!ってことで、危険を感じます...

よく吟味しましょう。

④変更完了メールが届くのを待つ

③が完了すれば、変更が完了したことを示すメールが返信されます。

bitFlyerのメールアドレス変更オペレーションの問題点

①個人情報の直接的なメール送付

メールに個人情報を添付して送付することは一般的にセキュリティ上推奨されていません

適切な送り先に送付できないリスクや送り先を誤ってしまう危険性があるためです。

詳しくは総務省のページをご覧ください。

②送付先の信頼性が不明瞭

送付を依頼されている送付先が、株式会社bitFlyerの宛先かどうかが不明瞭です。

また「担当制でないため」だそうですが、誰がメールを書いてるのか担当者の名前も見当たりません。

暗号資産の詐欺やトラブルとして、実在するサービスとよく似たアドレスやURLに個人情報を入力させたり送金させたりするケースが挙げられます。

少なくとも、メールが信頼性に足るものかどうか明確にされるべきです。

怪しい?と思ったら相談するべき無料の窓口

①消費者センター

消費生活センターは、各都道府県に設置されています。

まずは消費者ホットライン「188」に電話して管轄の窓口を紹介してもらいましょう。

②金融庁

金融庁の暗号資産に関する相談窓口

受付時間:平日10時00分~17時00分

電話番号:0570-0168110 ※IP電話 03-5251-6811

③bitflyer

bitFlyerは、電話でも問合せ可能です。

受付時間:平日9時30分~17時30分

電話番号:03-6434-7624

まとめ

bitFlyerでメールアドレスを変更することは可能です。

しかし、セキュリティ的な観点で十分な対策がなされているとは言えず、個人情報漏洩リスクが他社サービスで同様の変更を行う作業と比較すると高いです。

変更を希望する方は、事前にリスク許容度を比較されることをおすすめします。

可能であれば、メールアドレスの変更を見送ることも検討手段の一つです。

bitFlyerは世界の暗号資産取引所でも上位にランクし、国内の取引所でもトップの評価がされています。

CoinMarketCapによると、2023年11月時点で世界16位の評価です。

暗号資産の取引にセキュリティ対策が徹底してなされてなければ、世間から引き続き「怪しい」とバッシングされるため、早急に改善していただきたい想いです。

本記事の内容は2023年10月時点です。内容に変更がある場合はご連絡いただければ幸いです。