NFTについて
仮想通貨とNFTの違い
NFTは、暗号資産の一種です。
左:仮想通貨は他の人の仮想通貨と交換できます。
仮想通貨という実態はありません。交換できてもあくまでもデータです。
右:アニメのイラストや運転免許証は交換できません。
所有権や所有開始時期などのデータをNFTといいます。評価価値に差があるので同等ではありません。
NFTの受け渡しの履歴など、所有していることを証明するエビデンスが
ブロックチェーン上に書き込まれているので誰が所有しているのか明確です🙆♂️
ブロックチェーン上には、所有者やそのNFTの特徴などの情報が保存できます✨
NFTのアートを買ったからと言って、そのアートが家に送られるわけではないんですね😱
あくまでも、そのアートの所有権です。
鑑定書みたいだねって言われることも多いです💁♂️
NFTは、イラストのデータそのものではありません。
NFTの活用分野
NFTは色んな分野で活用されています。
- イラストや絵画
- 音楽
- ゲーム
- コレクターズカード
- 会員権
- ファッション
- スポーツ
- 不動産
- 担保ローン
4STEP!NFTの始め方
NFTの購入は、4ステップで完了します。
①仮想通貨の口座を開設
初心者におすすめなのは、コインチェックです。
NFTの購入に必須なETH(イーサ)も購入可能です。
私も6年前に初めて開設した取引所です👴
口座開設については以下を参考にしてみてください。
②仮想通貨を購入
取引所が開設出来たら、以下を参考に仮想通貨を購入しましょう。
仮想通貨ってたくさんあるけど、どれを買えばいいの❓
NFTの多くはイーサリアムのネットワークで流通しています。
なのでイーサ(ETH)を購入しましょう💁♂️
イーサリアムとイーサの違い
〇イーサリアム(Ethereum):ブロックチェーンのネットワーク
〇イーサ(ETH):イーサリアムネットワークで使用される通貨
ETH(イーサ)はどのくらい購入すればいいでしょうか❓
購入したいNFTによって変わります。
NFTのマーケットプレイスにアクセスして、購入したいNFTの相場をイメージしましょう。
購入したいNFTの価格より少し多めに購入することがおすすめです。
NFTの価格が変動したり、購入までに手数料が発生するからです。
③ウォレットを開設して送金
暗号資産を保管しておくウォレットを開設しましょう。
MetaMaskの開設
ウォレットはメタマスク(MetaMask)がおすすめです。
MetaMaskは多くの取引所やNFTのマーケットプレイスに接続できるので便利です🙂
コインチェックのマーケットプレイスでNFTを購入したい場合は、ウォレットを開設する必要はありません。
公式サイトからダウンロード
公式サイトを開いて、「Download for Chrome」をタップします。
MetaMaskのアカウントを作成する
右上のアイコンをタップして、利用規約を読んで「Accept」をタップします。
パスワードを作成し、「CREATE」をタップします。
パスワードは必ず覚えておきましょう。
12語のシードフレーズを間違いのないようにメモして、「I'VE COPIED IT SOMEWHERE SAFE」をタップします。
この12語のフレーズも必ずメモしておいてください。
これでMetaMaskの開設は完了です。
MetaMaskへ送金
取引所の口座をMetaMaskに接続する
コインチェックのメニューバー、「Coincheck NFT(β版)」をタップします。
「マイページ」をタップします。
「MetaMaskに接続」をタップします。
パスワードを入力して「ロック解除」をタップします。
MetaMaskのアドレスをコピー(Ctrl+C)してください。
この長い英数字が、MetaMaskの口座番号のようなイメージです💁♂️
これで、取引所とMetaMaskの接続は完了です。
取引所の通貨をMetaMaskに送金する
コインチェックのメインメニュー、「暗号資産の送金」をタップします。
送金する通貨に「Ethereum」を選択して、「宛先を追加/編集」をタップします。
「新規追加」をタップします。
必要事項を入力して、送金先を登録します。
〇通貨:「Ethereum」を選択
〇ラベル:「MetaMask」と入力
〇宛先:先ほど接続した際にコピーした「MetaMaskのアドレス」
〇SMS認証用コード:「SMSを送信」をタップして受信
送金画面に戻って、送金手続きをします。
〇宛先:先ほど登録した宛先「MetaMask」を選択
〇送金先サービス名:「その他」と選択
〇具体的な送金先サービス名:「個人ウォレット宛」と入力
〇受取人種別:「本人への送金」を選択
〇送金額:購入したイーサの内、送金したい数量を入力
これで送金完了です。
1回の送金につき0.005ETH発生するので、できるだけまとめて送金しておきましょう
④NFTを購入
NFTが買えるマーケットプレイス3選
NFTの売買ができるマーケットプレイスはたくさんリリースされています。
NFTマーケットプレイスの比較
①世界中のNFTコレクターの中で戦いたい方:Opensea
②NFT初心者だけど仮想通貨を使って簡単に始めたい方:Coincheck NFT(β版)へ
③早くNFTデビューしたい方初心者の方:SBINFTへ
OpenSea
世界中のNFTクリエーターが取引している、世界トップクラスのマーケットです。
話題のNFTはほぼ全てOpenseaで取引されてると言っても過言じゃないです😂
Coincheck NFT(β版)
Coincheck NFT (β版)は、Coincheckで所有している仮想通貨を使って、そのまま購入できます。
MetaMaskなどの別のウォレットの開設や接続も必要ないので、
仮想通貨を購入してすぐにNFTを始められます🙆♂️
SBINFT
SBINFTは、仮想通貨を購入してなくても、クレジットカード決済でNFTを購入できます。
これからNFTを始める初心者の方にとっては使いやすいです🔰
NFTのメリット5選
スマートコントラクトで契約を自動化
イーサリアムブロックチェーンには、契約内容をプログラム化させて自動化できます。
これをスマートコントラクトといいます。
プロジェクトの迅速な資金調達
ブロックチェーンを使えば、世界中の人が仮想通貨を迅速に送金できます。
注目されたプロジェクトやそのNFTには、莫大な資金が一瞬で集まることもあります。
コミュニティの形成
同じプロジェクトのNFTを所有している同士で仲間になった気持ちになります。
デジタルデータの唯一性を簡単に証明
今まで簡単にコピーできるデジタルデータの流通には、コピーガードを付与したり流通コストがかかってました。
NFTを用いることで、そのデータの持ち主を偽りなく簡単に証明することができます。
互換性
これまでのデジタルデータは、そのプラットフォームでしか取引することができませんでした。
しかし、NFTは、別のプラットフォームでも売買や閲覧ができます。
例えば、あるゲーム内で購入したNFTのキャラクターを
他社の全く別のゲームでも使えるって感じです🐱🚀
NFTのデメリット4選
NFTのデータ自体がブロックチェーン上に記述されているケースが少ない
NFTのデータ自体は、ほとんどが外部のサーバーに保存されています。
このサーバーが破綻してしまうと、NFTも破綻してしまう問題があります。
一部のプロジェクトでは、フルオンチェーンという呼び方で、イラストなどのデータ自体もブロックチェーン上に
保存されるような仕組みを構築されていますがまだまだ数少ないです。
以下は私が所有しているフルオンチェーンのNFTです。
エンジニアの中島聡氏によるMaterial Icons V2というプロジェクトです。
ポンジースキームのような詐欺まがいのプロジェクトが存在している
今買ってくれたら、値上げするから儲かるよ~😎
1つだけ買っときます🤑
このように初期に購入者を増やして、先行購入者のみが儲かるようなプロジェクトもあります。
ガス代(取引手数料)が発生する
イーサリアムは、取引するごとに手数料が発生します。
web3の世界でこれを「ガス代」といいます。
ガスは取引額や時間などによって変わります。
取引時はGas Calculator などで確認しましょう💁♂️
イラスト自体は所有できない
NFTはあくまでの鑑定書や所有権のような役割です。
つまり、実物を所有することはできません。
よくある質問
何から始めればいいですか?
まずは仮想通貨の取引所口座の開設を目指しましょう。
どの仮想通貨を購入すればいいですか?
イーサ(ETH)を購入しましょう。
仮想通貨はいくら購入すればいいですか?
NFTの単価とガス代分を購入しましょう。
どのNFTを買えば良いですか?
そのNFTがどんなプロジェクトなのか調べて共感が得れれば購入を検討しましょう。
例えばこちらは購入者に旧山古志村のデジタル住民証明書が発行されるというプロジェクトです。
【初心者向け】Nishikigoi(錦鯉)NFTの買い方!旧山古志村のデジタル住民証明書
ガス代の目安はありますか?
ガス代はこちらから確認してください。
正直NFTは儲かりますか?
儲かりません。
購入した価格よりも高値で販売出来れば利益が発生します。
僕はtheinusを0.01ETHで購入しました🙂
現在の取引最低価格が0.03ETHなので3倍に値上がりです。
もしも0.03ETHで転売できれば、差額が収益になるということです。
しかし、NFTの転売はかなり難しくなっています。
NFTの運営側にとってもこれは大きな壁です。
まとめ
変革センター所長の伊藤穣一氏もNFTについてわかりやすく解説されているので良ければご覧ください。
ちなみに私は、彼が主催のDAOはHENKAKUに参画させていただいています。
興味のある方は、即参画はできないそうですが、こちらからエントリーできるそうです。
web3について情報収集できます✨
NFTのマーケットは、2022年にかなり落ち込んでいるのが現状です。
根拠が明確ではない「NFTは稼げる!」などというフレーズには注意すべきです。
とはいえ、今まで高すぎて手を出せなかったNFTが格安でゲットできるチャンスです。
興味のあるプロジェクトがあれば、始めてみるのも面白いです。
NFTを始めるのに参考になる記事
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