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【コインチェックで始めてみました】仮想通貨のレンディングとは?初心者向けに始め方やメリット・デメリットを解説!

この記事のまとめ

仮想通貨のレンディングについて徹底解説します!

仮想通貨のレンディングは、保有している暗号通貨をCEX(中央集権型取引所)/DEX(分散型取引所)などのプラットフォームに貸し出し、期間と貸付量に応じて利息分を暗号通貨などで得られるサービスです。

今回は、レンディングの始め方やおすすめの取引所をお伝えします!メリットとデメリットを比較して、出来る限りリスクを軽減させて始めてみてください。

仮想通貨のレンディングで資産を増やしたい方」や「仮想通貨のレンディングを始めたいけど、どうやって稼ぐのか興味がある方」は是非!この機会に参考にしてみてください!

初心者の方におすすめのレンディングサービスは「コインチェック」です。両替所とレンディングサービスが同一の口座で完結するので初心者でも手軽に始めることができます。

rio
1990年、京都出身。 2017年までパリ在住。
2017年に仮想通貨投資で大赤字!
NFTコレクション『Mooon』の開発 / イーサリアム(ethereum.org)公式翻訳者 / MZDAO初期メンバー

仮想通貨のレンディングとは?(特徴や仕組み)

レンディングの基本的な仕組み

仮想通貨のレンディングは、仮想通貨を預け入れることで利回りを獲得したい人と、仮想通貨を借りて利子を支払う人をつなげる仕組みです。

利子は預入れた通貨と同種の通貨で支払われることが一般的で、利子の原資元はサービスを提供する取引所によって異なります。

仮想通貨の売却益で稼ぐ「キャピタルゲイン」が中心でしたが、仮想通貨のレンディングを活用することで、安定的に収益を生み出すことができる「インカムゲイン」を発生させることが可能です。

レンディングは、貸し付ける「期間」「通貨」「利率」などがサービスを提供している取引所によって異なるため、複数を比較して取り入れてみてください。

【初心者向け】仮想通貨のレンディングの始め方

初心者の方におすすめなのは、圧倒的にコインチェックです。

仮想通貨の購入からレンディングまで同じ取引所内で完結します。金融庁への登録もされていて、顧客の資産を別にハードウォレットで保管されているため、ハッキングなどのリスクが低いと考えられます。

今回は、コインチェックのレンディングサービス「貸暗号資産」に実際に申請してみたので、そのやり方をお伝えします!

保有している取引所とレンディングを行う取引所が異なると、送金する手間や送金手数料が発生するので、「少額から」「初めて」レンディング取引される方は注意が必要です。

仮想通貨のレンディングの始め方

  1. コインチェックに登録する
  2. 仮想通貨を購入する
  3. 貸暗号資産に登録する
  4. 貸暗号資産に振替する
  5. 貸暗号資産に貸出申請する

①コインチェックに登録する

国内の取引所、最大手コインチェックに登録しましょう。スマホからでも登録可能です。

②仮想通貨を購入する

口座が開設できたら、日本円を入金して仮想通貨を購入しましょう。

購入する仮想通貨はレンディング可能な通貨ならOKですが、当ブログでおすすめしているのは時価総額が大きい、ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)です。

「知名度の低い」「新しい通貨」「これから儲かる」などを謳ったアルトコインには十分注意してください。

*必ず価格が上がる保証などはございませんので予めご了承ください。

③貸暗号資産に登録する

貸暗号資産サービスに登録しましょう。口座を保有しているユーザーであれば、すぐに登録できます。

④貸暗号資産に振替する

取引所内で保有している仮想通貨を貸暗号資産に振替しましょう。

振替が完了すると、貸出可能額に反映されます。

⑤貸暗号資産に貸出申請する

貸し出す「通貨」「期間」「数量(振替した数量が最大)」を指定して、貸出申請をしましょう。

申請が完了したら、後は受け入れが整い次第レンディングが開始されます。

仮想通貨のレンディングのメリットとデメリット

仮想通貨のレンディングのメリット

初心者でも知識ゼロで利益を獲得できる

仮想通貨の取引を始めた方の多くは、売却益が収益となります。安く買って高く売ればより多くの収益が獲得できます。一方でレンディングは、いわゆる「インカムゲイン」として仮想通貨を複利的に稼ぐことが出来ます。貸し出す期間に応じて報酬を獲得することができるため、専門的な知識がなくても着実に稼ぐことが出来ます

金利が高い取引所がある

銀行の金利はとても低いことが実情です。例えば日本郵政の定期預金金利は0.002%です。対して仮想通貨のレンディングは、最低でも1%~5%と高い金利が特徴です。海外のレンディング専門の取引所では、さらに高額な金利を獲得できるケースもあります。

仮想通貨のレンディングのデメリット

貸代期間中は取引(出金や売却)できない

レンディングで貸出している仮想通貨は、その期間内は「凍結」されます。つまり、レンディング期間が終了するまでは出金したり売却したりすることができません。万が一、レンディング中にその通貨の価格が急上昇しても売却することができないので、「売却機会を損なう」可能性があります。

予め売買する時期やルールを決めた上で、レンディング期間を決めることが大切です。

【仮想通貨ブログの実績の作り方】仮想通貨は稼げない?ビットコインを購入するタイミングについて解説します

取引所が破綻する可能性がある

レンディングを行っている取引所が破綻する可能性があります。またレンディングの取引所が破綻した場合に自分の資産が戻ってくる可能性は保証されていません。そのため、取引を行う際は、「全ての資産を投入することは避けて、一部の資産を複数の取引所で運用する」ことが必要です。

希望した時期に取引できない場合がある

預入れしたいタイミングや希望する期間で、借り入れが受付されていない場合があります。預入れの需要が大きくなると、受付中止になる可能性もあるため、受付中の取引所があればできるだけ早く判断することが必要です。

レンディングにおすすめの取引所3選

仮想通貨の両替機能も備える、コインチェックが圧倒的におすすめです。GMOコインやBITPOINTなど他の両替機能のある取引所は、最低預入れ数が数十万円以上であったり、受付が限られていたり初心者が手軽に使いこなせない印象を受けます。

PBRlendingとビットレンデンングは、レンディング専門の取引所です。これらで取引する際はコインチェックなどの両替取引所から送金する必要があります。一方で、金利が10%以上確保できるなど高率なメリットもあります。

①コインチェック

利率最大5.0%
通貨22種類
最小預入れ数量1万円相当

②ビットレンディング

利率最大10.0%
通貨5種類(BTC・ETH・USDT・USDC・DAI)
最小預入れ数量0.01BTC/回

③PBRlending

利率最大12.0%
通貨5種類(BTC・ETH・USDT・USDC・ADA)
最小預入れ数量0.01BTC/回

よくある質問

レンディングとステーキングの違いは何ですか?

レンディングは、取引所などの暗号資産交換業者に仮想通貨を貸し出して報酬を受け取ることができるサービスです。

一方でステーキングは、仮想通貨を預けることでブロックチェーンのネットワークに参加して取引の検証や承認を行うことで報酬を受け取ることができるサービスです。双方で、仮想通貨を貸し出すことは共通ですが、貸し出した仮想通貨の使われ方や利子の元手が異なります。

レンディングは課税対象ですか?

レンディングは課税対象です。

具体的には以下が課税の対象になります。

・受け取った報酬

・受け取った報酬の売却益

受け取った報酬などのデータが取得できる取引所で取引しておくと、損益計算や確定申告の際にとても便利です。

(無料)仮想通貨の税金を計算できるツール3選【知識ゼロでOK】

海外の取引所はおすすめですか?

おすすめしません

たしかに利率は国内の取引所より高く設定されているところもあり、「利率72%」のような取引所や口座を開設するだけで金利が獲得できる取引所もあります。

とはいえ国内の取引所と同様のリスクがあり、特に近年海外のレンディング専門取引所を中心に「サービス停止」や「取引所の閉鎖」などが見受けられることが多く、極めてリスクが高いと考えられます。

レンディング取引で注意する点はありますか?

以下の点に注意して取引してください。

長期・複利運用を目指す

仮想通貨は短期的に価格変動します。とはいえ長期的にみれば、上昇している通貨もあるため運用は「短期的な投機」ではなく「長期的な投資」であるべきです。また稼いだ金利を含めて、複利運用することで資産を加速的に増やすことが可能です。

一か所へ全額投資は回避する

単一の取引所へ、全額取引することは避けましょう。取引所が破綻した場合に、取り戻しが補償されていないリスクがあります。一部の資産を複数の取引所に分散させましょう。

時価総額の大きい通貨で取引する

取引した通貨自体が破綻するリスクを回避するために、時価総額が大きく安定した価格に落ち着いている通貨で取引できる取引所を選びましょう。仮想通貨の時価総額でトップはビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)です。

まとめ

仮想通貨のレンディングについて、始め方からメリット・デメリット、おすすめの取引所などについて解説しました。

貸付中の価格変動に注意するなど、ポイントを押さえておければリスクも少なく効率的に暗号資産を運用して増やすことができます。

仮想通貨のレンディングに興味のある方はお試しください。