Polygonで販売する方法
必要な準備
これからの方は、以下の記事を参考に開設してみてください。
取引所の開設は必要?
NFTの販売には必須ではありません。
しかし、販売収益を法定通貨へ両替したい場合は必要になるので登録しておきましょう。
コレクションを制作
コレクションの新規制作
①右上のメニュー"My Collections"をタップする
②"Create a Collection"をタップする
コレクションの画像登録
③画像設定しましょう
(上から順)
・ロゴ画像(350 x 350)
・アイキャッチ画像(600 x 400)
・バナー画像(1400 x 400)
概要の設定
④コレクションの概要設定
・名前
・独自URL作成
・概要説明
・カテゴリー
ーアート・コレクターズ・音楽・写真・スポーツ・カードゲーム・利用から選択
・各種リンク設定
取引形態の設定
⑤取引形態の設定
・ロイヤリティーマージン
・利用するブロックチェーン
(今回はPolygon)
・取引する仮想通貨
・表示方法
・センシティブかどうか
⑥最後にCreateをタップ
ミントする(NFTを登録)
販売したいイラストをブロックチェーン上にNFTとして登録する必要があります。
Web3.0界隈でこれを"ミント"といいます。
①右上のメニュー"Create"をタップする
コンテンツと名前を登録
②NFTにしたいデータをアップロード(必須)
③NFTのタイトル(名前)を入力(必須)
コンテンツの情報を登録
④作品のウェブページなど外部リンク
⑤作品の概要説明
⑥作成したコレクションを選択
コンテンツの付加情報を登録
⑦Properties:NFTプロフィール
⑧Levels:プログレスバーで表示できる数値特徴
⑨Stats:テキスト表示できる数値特徴
⑩Unlockable Content: 右にフリックすると、購入者のみが利用できる内容を登録
⑪Explicit & sensitive content:コンテンツがセンシティブな場合は右にフリック
限数を設定
⑬Blockchain:記述するブロックチェーン、今回は"Polygon"を選択
⑭Feeze metadata:とりあえずスルーでOK
⑮最後にCreateをタップ
販売する
OpenSeaでのNFTの販売方式は以下の2種類です。
👉注意:
・Polygonは、固定価格販売のみ
・販売後は変更できない
なので今回は固定販売の方法のみ解説します。
固定販売方法
①右上Sellをタップ
②販売価格を入力
③販売期間を指定
④購入者を限定したい場合は、フリックして、ウォレットアドレスを入力
⑤Complete listingをタップして、販売開始
NFTをPolygonで販売する注意点
ブリッジの必要性
Polygonはガス代のかからない、環境に優しいブロックチェーン。
ただし、取引時にはEthereum上のETHをブリッジ(Polygon上に載せ替える作業)が必要。
販売までの所要時間
- コレクション作成:約5分
- ミント:約3分
- 販売:約1分
【注意!】ミント時のエラー
ミント時にエラーが発生してしまうケースがあります。
表示されるエラーID:
cf05805f4f6a4e14a2c37be2aae802f8
OpenSeaによる回答:
・現在原因の究明と更新プログラムを開発中
・現状の対処としては「再起動」、「キャッシュの削除」、「ウォレットの再接続」とのこと
初期費用や手数料
- 初期費用:ゼロ
- 手数料:購入された場合2.5%がOpenSeaより手数料として徴収される条件です
出品できるNFTの条件
- データ仕様:画像・動画・音声・3Dモデル
- ファイル形式:JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTF
- ファイルサイズ:100 MB (最大)
日本語の設定
OpenSeaは、現時点では日本語に対応していないため、ブラウザの翻訳機能を使いましょう。
円に両替する時
円に両替したい場合は以下のステップです。
①MetaMask上で、イーサリアムブロックチェーンにブリッジ
②コインチェックなど円を扱う取引所にETHを送金
③ETHを円に換金(ETHを売却)
売れた場合の税金
NFTが購入されたタイミングで所得としての計上が発生するという理解です。
2022年2月現在、NFT取引の税制について国税庁から正式に公表されている明文規定はありません。そのため、NFTの取引で得た利益は、既存の税法体系や、税法の基本原則に基づいて処理することになります。
NFT取引に必要な税金知識と計算例を詳しく解説
まとめ
今回は、初心者でも初期費用ゼロ円でできるNFT販売の始め方について解説しました。個人的には、エコなPolygonがおすすめです。現在は、Ethereumが圧倒的な主流ですが、今後は規模も拡大していくでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。